制作予算・スケジュール・掲載情報の内容に関して|当社の考え方
制作予算・スケジュール・掲載情報の内容に関して
基本、この3点がお聞きしたいポイントです。
納期に関して
いつまでに納品するかのご注文の最終行程ですが、作業開始から全行程を逆算して予定を立てます。左記【内容】の項で記しますが、カタログやパンフ、会社案内を成立させるための最低要件が揃っているかどうかが、この項のメインになります。
予算に関して
予算(見積もり)に関しては、大別すると2通りの考えかたになります。まずお客様の方で、作りたいものがある程度明確になっていて、それを実行する場合の予算。もう一つは、予算は決まっている中で、何を作れるか。
内容に関して
左記、納期の項で触れましたが、既存のツールからの編集やデザインの改訂などで構成するのであれば比較的スムーズですが、改善を計る場合あるいは一新、新規作成の場合は、特に綿密な打ち合わせが必要となってきます。
当社の作業時間、工程数などはおおよそスケジュールがすぐ立てられるので、納品日から逆算してスケジュールを組むことは容易です。
デザインのみの改訂などは問題なく、一両日でスケジュールをお出しできます。
初期、打ち合わせで未確定な要素が多くあるのは、社内決済(上司、社長さまの予定が未定で校正チェックの日数がどのくらいでチェックバックできるか不明という要件。また、改訂や新規の場合、新商品の写真や原稿(スペックや掲載価格などの文字情報の確定日)の調整。会社案内や学校案内などの場合は社屋や施設・店舗のイメージ写真などロケ撮影が想定されるもの。外ロケの場合は季節や天候にも左右されますので注意が必要です。社員・スタッフさまへのインタビューなどが必要な場合は、人的スケジュール調整も、こちらではできませんので、お客様側での調整が必要となります。
〈20ページ 新規カタログを作成した場合のスケジュールイメージ例〉
※最短スケジュールで記載しております。条件は内容によって変わります。
上記は20ページ程度のカタログを新規で作成した場合のイメージです。
ページ数が少なければ、もっと短納期に。多ければ長くなることが多いですが、一概には言えません。
御社内のチェックする時間や、撮影する商品がすぐ用意できるか。撮影時の日程調整が可能か。など上記、表組にもある通り、お客様側の都合も加味すると双方で協力し納期を調整することになります。
ここまでが最低限、デザイン作業に入れる条件ですが、その上で更にクオリティを上げるための工夫や、実際の納品時の方法、配慮などお聞きしたい情報はたくさんあります。
- 商品を掲載する場合は、商品写真や使用しているイメージなど撮影等必要か。
- サービスを訴求する場合、利用者がどんな良い状態になるかなどのイメージ素材は用意できるか。
- 会社案内などは社屋や店舗、社員様などの写真やインタビュー素材の段取り。
- 納品はお客さま先へ一括納品なのか、各事業所・営業所へ分納。ユーザーさまへ個別発送など仕分けや梱包、受け取りの曜日なども全体納期に影響があります。
予算。かかるコストは安ければ安いほど良いのは言うまでもありませんが、現実には発生するコストがあり、それも条件によって相当変動があります。
実際には、「納期」「内容」とも密接に絡んできますので、一概に言えないのが現実です。容易なのは、総額予算が先に決定していてその中でできることを行うパターン。逆に内容等が確定している場合、そこに発生する全ての予算の合算。いずれも今の時代には現実的でなく、より良く!より安く!が心情なのは、我々が消費者側に立てば同じ思いです。
下記に、主な内訳を記しますが、お客さま一社ごとに業種も業態も商品やサービス内容の強み、弱みもありますし、業界でのポジション、本ツールで得たいターゲットや売り上げの内容・情報によって「新規顧客」や「既存顧客」「クローズな業界」「コンシューマー向け商品」・・・など様々な条件が複雑に絡みますので、打ち合わせ次第で変動がございます。
- 企画・プロデュース・ディレクション費
- 素材費 (写真撮影/レンタル写真/画像加工/ロケ費/イラストレーション費 等)
- モデル費 (モデル・役者・タレントフィー/メイク・スタイリスト費 等)
- スタジオ費(商品撮り・ハウス借り・ロケ・ロケハン費 等)
- コピー費 (コピーライティング 等)
- デザイン費(デザイン費 等)
- 校正費 (デジコン費 等)
- 印刷費 (製版・刷版・印刷・製本・加工 等)
- 納品費 (個別発送、宅配・軽トラ・2t・・・ 等)
プロモーションの内容。ここで全てを記載するのは不可能ですが、概要をお伝えできればと思います。
まず、作成ツールを検討します。例えば カタログ1冊が良いのか、二つ折りのパンフレットをターゲットごとに何種類か作成した方が良いのか。ページ数や仕上がりサイズ、用紙の厚さやPP加工の有無・・・。
当然、お客さまのコンペティター(ライバル企業)の動向も気にしなければならないと思います。商品やサービス内容、業界の常識やしきたりなど、我々では知り得ない情報がたくさんあるはずですので、お打ち合わせの際にはできるだけ詳しい情報をお聞かせください。
- 作成ツールを検討。(カタログ・パンフレット・リーフレット・DM 等)
- ツールのグレードの検討。(高級感が必須なもの、マストな条件ではないもの)
- ページ数やサイズの検討。
- コンペティターのツールとの比較検討
- 過去のツールとの比較検討。
- 配布の方法の検討
・職場や家で見るもの=カタログ・パンフ
・配布されたその場で見るもの=チラシ・リーフレット・ポスター
・直接送付のサイズ=DM 等